運送会社の面接にマニュアルはいらない!?合否の裏側をこっそり教えます

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運送会社での面接

大学生が一般企業に就職活動するときって、やれエントリーシートやらSPI試験やら一次面接やら二次面接などなど、ものすごく時間がかかりますよね。

「就活は戦争だ」みたいに言われますがまさにその通りだと思います。時間を費やし努力して内定を勝ち取る。

「学生時代何を頑張ってきたか」現在の能力だけでなく、過去の実績まで問われるのが一般企業の面接。

では運送業界の面接はどうか?

今回は、現役運転手で過去に面接官までやらされたわたしが「運送会社で採用を勝ち取るポイント」を語ります。

運送会社の定義

この記事での運送会社の定義は、東証1部上場のような有名企業は当てはまりません。

親や久しぶりに会った友人に

「おまえ今どこで働いているの?」

「○○運送会社だけど・・・」

「まじ?すげーじゃん」

とガチで尊敬されるような会社は含みません。

そうではなく

「おまえ今どこで働いているの?」

「○○運送会社だけど・・・」

「ふ、ふーん・・・ そ、そ、そうなんだ・・・」

と反応に困ってしまうような相手方が知らない中小企業に当てはまる話です。

面接する側の思惑

求人サイトなり、求人雑誌に広告を掲載している中小の運送会社。当然、人手が足りないから広告を出しているわけで、何かノリで出しているなんてことはありません。もちろん広告を出すにあたってお金がかかっています。

なるべく少ないコストで人を集めたいというのが企業側の思惑。ただし誰でもOKということではありません。

中小の運送会社が求める人材は、長く続けてくれる人。

この1点に尽きます。

学生時代に留学経験ありますとか簿記とか珠算とかいろいろ資格持っています。こんなの特に考慮されません。必要な資格は自動車運転免許のみ。

運送会社にとって一番困るのは、入社して1日、2日で辞められること。

これは見た目とか履歴書に書いてある内容だけでは判断できません。だからこそ面接で「志望動機」やら「前職どんなことをしていたのか」などを聞いて、続けていく気持ちがあるのか探りを入れるわけです。

面接の合否の裏側

中小の運送会社ってドライバーの入れ替わりが結構激しいです。1日来てバックレ。こんなの日常茶飯事。

上述したように一番求められる人材は長く従事してくれる人です。面接とはその気があるかないかを見抜くための作業でしかありません。ドライバーの立場からすると「わたし長く続ける気がありますよ」というのを伝えるための場です。

「トラック運転経験は?」

「前職どんなことをしていたのか?」

もっともらしい質問をされることが多いかと思いますが、実は重要なのは答えではありません。見た目では分からない、会話することで見えてくる人間性ってあるじゃないですか。重視されるのはその人間性。

「この人なら長く続けてくれそうだ」

こう思わせた瞬間もう合格です。

※ただしこれには例外もあります。数人の募集に対してそれ以上の応募がきた場合です。面接官が等しくやる気オーラを感じても最終的に年齢や経験が考慮されます。

面接時の受け答えパーフェクトマニュアル

以下はかなり個人的意見が含まれますので、暇つぶし程度にご覧ください。

1.志望動機は?

「わたしは御社の配送している商品を常日頃愛用しており、どんな形であれ携われる機会を探しておりました。配送という完成された商品を届ける仕事ではありますが、顧客の笑顔、満足する顔はわたしの喜びです。御社の配送する商品を少しでも多くの人に認知してもらう一助になれたらと考えております。」

すげーカッコいいこと言ってますが、な~んかうっそくせ~。

「運送会社ですよココ。取引先に無事に届ければいい商売ですよ」と心の中でツッコんでしまいます。なんか機械的で本心が見えないから嫌いです。

えっ、家から1番近い会社だったんで(鼻ほじりながら)

こういうの大好物です。一般企業なら「舐めてんのかこいつ?」と思われそうです。

でも、家から1番近い会社→通勤に便利→なんだかんだ仕事に不満があっても来る

他所に浮気するメリットも低い?こう考えちゃいます。

わたしと似たような考えの面接官なら意外に好印象な予感。

万人受けする答え

運転が好きだから。

1番無難で当り障りのない回答かと思います。

2.トラックの運転経験は?

前職もトラックドライバーだったので運転には自身あります。覚えるべきことは道と作業だけです

これはもうどこの運送会社でも高評価。道は大きな道路を軸に曲がるべきポイントだけ教えれば誰でもすぐ覚えれますし、作業も荷下ろしと伝票の扱い方だけ覚えれば即戦力です。

しかし経験があるからこそ他所へ浮気するのではという不安もあります。もし不合格になるなら、「他の運送会社も検討している」ことが見抜かれたか、「もっと若くて同等のドライバーが面接にきた」と諦めるしかありません。

トラックの運転は初めてです

これは2極端。

「事故られても困るし不採用」

「よっしゃー、助手席で踏ん反りかえってナビゲートするだけで収入になるぜ」

と思う人。

わたしは後者の考えですけど、やはり後日に経験のある人が面接に来たらそちらが優遇されるかと思います。

万人受けする答え

正直に答えるのが1番です。

結局会話を重ねているうちに人間性が見えてきますので、経験はあまり関係ないかと。

3.前の会社を辞めた理由

給料が安いからor待遇が悪いから

これはかなり嫌がられる回答パターンです。「給料が良い、待遇が良い会社を知ったらそっちに移ります」と言っているのと同義。同じ理由で、拘束時間が長いからというのもNGかなと思います。

自分の都合で辞めるパターンは、どこの運送会社でも「こいつは長くは続けてくれない」と思われるかと思います。

勤務時間に折り合いがつかなかったから

「子供ができたので、夜勤はできないので辞めました。」あるいは

「親の介護があり、日勤はできないので辞めました。」

こういった自分以外の都合で辞めるパターンは、面接官にも仕方ないかと思わせることができるかと思います。同じ理由で前の会社が倒産しましたもOK。

嘘でも自分以外の都合を理由にするのがベストかと思います。

まとめ

中小の運送会社の場合、まず応募がほとんどこない。だから電話やメール1本で即面接のアポが取れる。面接は「自分と面接官とのマンツーマン」というのが中小運送会社のあるある。

面接官にもいろいろな性格の人がいるかと思いますが、「長く続ける気がある」というのをいかに伝えるかが、運送会社の面接の基本戦略です。

というかこれが全て。採用、不採用に直結する重要事項では?と個人的に思います。