ビットコインのスケーラビリティ問題とは?簡単にまとめてみました。

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スケーリング問題

ビットコインの分裂騒動にもつながってくるスケーラビリティ問題。

個人の投資家からすれば、成り行きを見守って新ルールには従う以外の選択肢しかありません。

しかし知っておけば、あらかじめ分裂前にコインを決済しておき様子見とか、分裂前に購入して新コインをGETといった投資の戦略が広がるかと思います。

ということで今回はビットコインのスケーラビリティ問題について簡単に説明したいと思います。

スケーラビリティ問題とは?

ビットコインは、過去の取引の履歴はすべてブロックチェーンによって記録されています。

(ブロックチェーンって何やねん?という方は先にブロックチェーンとは?仕組みや安全性をご覧ください。)

ブロック1つ1つに数百件以上の取引が記録されています。

このブロックはマイナーに承認されて初めてチェーンに組み込まれ、取引が完了します。

(マイナーってなんだよ?専門用語ばかり並べやがって!という方は、ビットコインのマイニングとは?仕組みや報酬の決まり方をご覧ください)

で、問題になるのが年々ビットコイン利用者は増えているのに、マイナーは減少傾向にあるということです。

つまり、取引の承認が間に合わず、未完了の取引がどんどん積みあがっていく。

これがスケーラビリティ問題です。

当然承認が遅くなれば、ビットコインの取引も遅くなり、「ビットコイン使えねーな」と利用者が減ってしまうかもしれません。

スケーリング問題の解決方法は?

スケーラビリティ問題はスケーリング問題とも言われますが、同じようなものです。

この問題を解決する手段が、セグウィットという方法です。

またまた専門用語がでてきました。

簡単にいってしまえば、セグウィットは1つ1つの取引にかかる容量を小さくし、ブロックに入る取引数を多くしようとする考え。

ブロックサイズの上昇は、そのままの意味で、たくさんの取引が1つのブロックに収納できるようになります。

ちなみにSegwitと表記します。

なかなか解決しない理由は?

解決策があるならさっさと実行すればよくね?と思いますよね。

しかしビットコインは絶対的な権利をもった機関に管理されているわけではなく、参加者が皆で管理しているものです。

民主主義的な感じなんですね。

ですから反対する人がいるとなかなか話が前に進まないわけです。

反対する理由は?

我々個人からすれば、セグウィットを行ったほうが送金スピードもあがり、便利になり、ユーザーが増えビットコインの価格も上がって良いことずくめ。

しかし損をする人も少なからずいるのです。

例えば、中国のとある大きなマイニングプール(マイニングする集団)では、アシックブーストという特許技術を使ってマイニングをしています。

アシックブーストによって他者よりもマイニングを有利に行っているのです。

しかしセグウィットを行うとそれが使えなくなってしまう懸念があったため反対していたと言われています。

これまでのビットコインの歩み

ビットコインのブロックチェーンは1本の鎖にブロックが連なってできています。

仮に鎖が分岐した場合は、長いほうを正しいものとするルールがあります。

ビットコイン業界では、セグウィットを導入していないブロックは排除するようなルール変更(ソフトフォーク)をたびたび行おうとしてきました。

反対派はそのたびに、ハードフォークを行ってきました。

ハードフォークを行うと、チェーンが分岐しますが、長い方が正しいという通常のルールが適用されず完全に独立したチェーンになります。

これがビットコインの分裂、新通貨の誕生の原因にです。

これまでにビットコインキャッシュやビットコインゴールド、ビットコインダイヤモンドといった新通貨がビットコインから生まれてきました。

ビットコインを取り巻く環境

ビットコインの参加者にはコアデベロッパー、マイナー、取引所、個人の4者がいます。

ビットコイン

コアデベロッパーは文字通りビットコイン誕生から核となる部分に携わってきた人たち。

マイナーはその仕組みを支えてきた人たち。

その外側にいるのが取引所。

そして1番外側にいるのが我々のような個人です。

スケーラビリティ問題は、コアデベロッパーとマイナーによって協議されています。

取引所や個人は、成り行きを見守ることしかできません。

今後どう変わっていくのか注視したいところですね。