トラックで人をバスやタクシーで荷物を運ぶ時代がきました

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運転手のルール変更

トラックでは荷物を運び、タクシーやバスは人を乗せるのが当たり前。

しかし近年では運転手不足に拍車がかかっています。

  • 拘束時間が長い
  • 昇給がなくて未来がない
  • 底辺の職業

こんなマイナスイメージばかりあるのが現状。まあ、やりがいがあるか?未来があるか?なんてのは個人の考え方次第ですが、とにかく国主体で貨物や旅客のルールが変更されるようです。

ついに人手不足を解消するために国が規制緩和に乗り出したって感じでしょうか。

国土交通省発の規制緩和

運送業規制緩和

これまでは運送会社は一般貨物自動車運送事業者の許可を、バスやタクシー会社は旅客運送事業の許可を国土交通省からもらって営業していました。

両方の許可をとってトラックやバス、タクシーと手広く扱っている会社ってほぼありません。運行管理者や2種免許所持者、車両の保険の問題など手広くやるには人材も金も相当必要だからです。

しかし前述したとおり世の中運転手不足。「もうやってられんばい」ということで、トラックでも人を、バスやタクシーでも荷物を運べるようにするのが今回の規制緩和。通称、貨客混載作戦。2017年9月から過疎地に限って始まるようです。

実は今までにも貨客混載の事例はあった

ドラマとかの撮影でよく使われるロケバス。番組制作会社がロケバス会社にお金を払って、芸能人や荷物を一緒にロケ地へ運ぶパターン。

「おや?バスなのに人も荷物も運んでるやん」

と思いますよね。実はバスでも350Kg未満の荷物なら運んでOK。みたいなルールが今までにもありました。重量制限があったわけですがこれが規制緩和により撤廃されます。

貨客混載で生まれる新たなビジネスモデル

ケース1

タクシーが都心で客を拾い過疎地まで送り届ける。その後適当な物流拠点で荷物を集荷して個人宅へ配送。

ケース2

個人宅へ配送中の運送業者がついでに人を目的地まで運ぶ。トラックを見て「へいタクシー」と言って止める時代がくるかも・・・

新たなビジネスモデルが生まれるということは、会社にとって収益アップのチャンス。運転手の給料に反映される可能性も十分にありえます。

まとめ

貨客混載。まずは過疎地から始めるようです。うまくいけば都心部でも実装みたいな感じでしょうか。人手不足を解消するのに理にはかなっています。しかし現役運転手からすれば「だるい仕事が増えるぜ」と不満をもらす方が多そうな予感。

ちなみにこの手の法改正。必ず運行管理者試験にでますよ。